ユーザーをつかむコンテンツの5つの共通点
グーグルのエリック・シュミットによると、私たちが2日間でインターネット上に生み出す情報の量は、インターネットができてから2003年までの情報量と同じぐらいだそう。
その多くの情報の中で、魅力的なコンテンツを提供していくことが、サイト運営にとってますます重要になります。
とはいっても、ブログや企業サイトを制作・運用する上で、ユーザーをひきつけるコンテンツを作り出すのは非常に大変です。
toprankblog.comに5 Ways to Give Your Content Marketing New Lifeとして魅力的なコンテンツを作るポイントが掲載されていましたので紹介します。
魅力がないコンテンツの5つの共通点
ターゲットと目的が明確でないコンテンツはただのノイズ
そのコンテンツは、どのターゲットにどんなベネフィット(有益)をもたらすのか。
ターゲットがないコンテンツは単なるノイズになってしまいます。
ブログにしろ企業サイトにしろ、役に立たないコンテンツを読む時間はユーザーにはありません。
コンテンツに人間性を感じない
特にBtoBのサービスを行っている企業サイトやブログに多いようですが、コンテンツがカタログや説明書のような無味乾燥したものだと、ユーザーはサイトとの距離を遠く感じます。
特にソーシャルメディアが発達している今は、擬人化やエンゲージメント性でユーザーと距離を近づける必要があり、礼儀をわきまえた上でコンテンツに人間性を持たせることは非常に重要になってくるでしょう。
コンテンツがコピーである
他の引用や使いまわしだけのコンテンツでは、ユーザーはどんどん離れてしまいますし、何よりも検索エンジンが最も嫌うコンテンツがコピーコンテンツです。
あくまでも自分の言葉で述べるようにしましょう。
メリハリがないとあきられてしまう
PCは可視性が紙媒体よりも悪いため、写真や改行、文字の大きさ、色をうまく使って見やすいコンテンツにしないといけません。
ただ、あまりにも多用してしまうと逆に見にくくなってしまうため、そのあたりのバランスがむずかしですね。
宣伝ばかりのコンテンツ
もし内容の8割が明らかな広告なら、誰もその雑誌を買わないでしょう。
コンテンツの中でセールスするにしても、こういう使い方をするといいよとかサービスを使った結果のレビューのような有益なコンテンツでないとページを閉じられてしまいます。
最近のテレビで、どこまでが企画で、どこまでが宣伝かわかりにくい番組が増えましたが、明らかな宣伝に消費者が反応しなくなったためです。
この5つのポイントに気をつけて、今あるコンテンツやこれから作るコンテンツを見直すとぐっとよくなるのではないでしょうか。